審美歯科

ホワイトニングをすると歯がしみると聞きましたが本当ですか?

個人差はありますが、ほとんどの方にしみる症状が出ます。これは一時的な知覚過敏(むし歯ではなく歯磨きのときや冷たい水などがしみる症状)で、歯がデリケートになって起こるものなので心配はありません。予防としては、知覚過敏用の歯磨き粉やフッ素塗布、レーザー治療、硝酸カリウム塗布などがあります。症状が強い場合は、一時的に治療を中断することも可能です。普段からしみる方は、施術の2週間ほど前から知覚過敏用歯磨き粉を使用してもらい、様子を見ながら行います。

ホワイトニングの効果には個人差がありますか?

あります。年齢や歯の質、着色の程度などによって、効果の出方には個人差があります。例えば、加齢とともに黄ばみが強くなっていたり、亀裂が入り着色していたりする歯など、歯の状態によっては効果が出にくい場合があります。

ホワイトニングで歯や歯ぐき、差し歯などに影響はありますか?

影響はありません。ホームホワイトニングで使用する薬剤は、歯科治療で使われる消毒薬とほぼ同じ濃度のため、歯や歯ぐきに害はありません。また、差し歯や詰め物がもろくなったり、変色したりすることもありません。

ホワイトニングはすぐに白くなりますか?

当院のホワイトニングは、ご自宅で2週間から1ヶ月かけて行うものですので、来院されてすぐに白くはなりません。ホワイトニングにはいくつか方法がありますが、当院では「ホームホワイトニング」という痛みが少なく、色戻りもしにくい、ゆっくり自然な白さになる方法です。

ホワイトニングを受けられない人いますか?

呼吸器疾患の患者の方、無カタラーゼ症の患者の方、妊娠中あるいは授乳中の女性の方はホワイトニングが出来ません。

審美歯科治療を受けると、どんなメリットがありますか?

美しく自然な歯並びや白さは、機能面だけでなく、自分自身や他人に好印象を与える等、様々な利点があります。ある20代の女性は、就職活動のために歯を美しくしたいと審美治療を受けられました。治療前は前歯に自信がなく、笑う時に口元を隠すように口を閉じぎみにし、うつむきながら会話をすることが癖になっていました。歯の形や長さなど相談しながら患者様の理想に近い前歯に整えたあとは、大変お喜びになり、お帰りの際に受付で口を隠すことなく、嬉しそうに歯を見せ笑顔でお帰りになりました。そして無事、就職試験も合格されました。コンプレックスを改善する事により、お顔の表情だけでなく姿勢やその方の印象まで変わる嬉しい症例でした。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違いは何ですか?

オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤を使用して短時間で歯を白くする方法です。ただし、色の調整が難しく、後戻りしやすいという特徴があります。一方、ホームホワイトニングは、専用のマウスピースを作成し、その中に専用薬剤を入れ、一日数時間お口の中に入れて少しずつ白くしていく方法です。約1か月かけてゆっくりと白くするため、色の後戻りが少ないのが特徴です。
※当院では、後戻りが少なく、ご自宅で気軽に行えるホームホワイトニングを取り入れています。